料理のおいしい店が選ばれる「ミシュランガイド」に鳥取県の中古車販売店が選ばれた。なぜ中古車販売店が選ばれたのか。現地を取材した。

中古車販売店に長蛇の列。店の中に入っていくと麺をすする音。そこはラーメン店だった。その店は、鳥取市の中心から西に１５キロほどの山間部にある。

今年１０月“ミシュランガイド京都・大阪＋鳥取２０１９”に手ごろな価格で食べられる“ビブグルマン”として掲載されると…連日行列ができるほどの人気となった。

先頭にいたお客さんは車で３時間かけて岡山から来た。深夜の１時から待っているという。

開店とともに満席。看板メニューの“極み塩”（８００円）は、鶏や煮干しなどでダシをとった淡麗スープにストレートの細麺だ。素材をいかすため最適な温度や量を徹底管理。一杯一杯どんぶりを計量して調理にのぞむ。３年前からお店で提供を開始。味の評判は上々だったが

ホット・エアーの吉田克己社長「なかなか最初は人が来なくて、誰も来ない日も多々あって…」

世界的に認められてからは…

吉田社長「いきなりお客さんが、開店前から並んでいて、いつもと状況が激変したので驚きました」

県外からのお客さんも多数。

大阪から来たお客さん「ここが有名店と知って来ました。こんなにおいしいのは初めてです」

吉田社長「なんとかここに届いたのかなぁと、すごくうれしかったです」

今後の目標をたずねてみると…

吉田社長「いいものを出していたら大好きな吉川晃司に会えたらうれしい。吉川晃司に会いたい。吉川晃司に食べて欲しい」

淡麗鶏らーめんの店「ホット・エアー」、営業は１１時１５分～１４時で、スープがなくなり次第終了だ。

【ｔｈｅ　ＳＯＣＩＡＬ　ｔｒｅｎｄより】