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平成6年のヒット商品は?携帯電話の夜明け

2018年12月7日 16:08
平成6年のヒット商品は?携帯電話の夜明け

ヒット商品で振り返る「さよなら平成」。ミネラルウォーター、輸入ビール、関西新空港…今回は平成6年(1994年)です。

1位「輸入ビール」…円高と猛暑で売り上げアップ
2位「格安PB商品」…ダイエーやイトーヨーカドーなど量販店が独自のブランドを展開
3位「カーナビゲーション」…ドライブの心強いパートナー
4位「携帯電話」…売り切り開始で普及が加速
5位「低価格米国車」…日本車を超える低価格
6位「ミネラルウォーター・天然水」…猛暑による節水で水を買う時代に
7位「関西新空港」…関西に第2の空港が開港
8位「輸入コーラ」…豊富な種類と低価格でブームに
9位「海外ツアー」…円高と減税で海外旅行者数が急増
10位「横長テレビ」…世界基準の画面比率へ

今回注目したのは、4位の携帯電話。始まりは昭和60年にNTTが販売を開始した、その名も「ショルダーホン」。重さ約3キロで持ち運びも一苦労。2年後、初のケータイが発売。それでも、900グラムほどありました。しかし平成6年になると、小型化・軽量化が進み、街中でケータイを使用する人の姿も増えました。

平成11年に大きな転換期を迎えます。NTTドコモがネット接続できる「iモード」サービスを開始。ケータイがネット端末となったのです。平成12年にはカメラ付きケータイ発売。「写メール」という言葉も生まれ、若者にケータイは欠かせないアイテムとなりました。

平成16年には「おサイフケータイ」が登場。ケータイで決済することができるようになったのです。そして平成20年に、iPhone3Gが日本に上陸。この年を契機に、ケータイからスマホへと舵を切ったのでした。


【the SOCIAL さよなら平成より】