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国交相「航空会社を厳格指導」飲酒トラブル

2018年11月2日 12:16
国交相「航空会社を厳格指導」飲酒トラブル

全日空と日本航空でパイロットの飲酒によるトラブルが相次いだことについて、石井国土交通相は、航空会社を厳格に指導していくと述べた。

石井国交相「航空安全に対する国民の信頼を損ないかねないものであり、誠に遺憾です」

石井国交相は会見でこのように述べ、航空会社を厳格に指導していく考えを示した。

パイロットの飲酒をめぐっては、全日空が機長の二日酔いにより遅延が発生したと公表したのに続き、日本航空ではイギリスで乗務前の副操縦士から現地で定められた基準値を超えるアルコールが検出され、警察に逮捕されたことが明らかになった。

日本の法令ではアルコール濃度について基準値は定められていないが、国交省は海外のルールなどを踏まえて、規制の強化を図ることにしている。