ＳＫＥ４８の元メンバーでタレントの矢方美紀（２６）が９日、都内で行われたイベント「Ｈｅａｌｔｈｃａｒｅ　Ｖｅｎｔｕｒｅ　Ｋｎｏｔ」に出席した。

医療者とヘルスケアベンチャーをつなぐことを目的にしたビジネスコンテスト。
乳がんを患い、左乳房全摘出とリンパ節切除の手術を受けたことを公表している矢方はこの日、「がん」をテーマにしたパネルディスカッションに参加した。

現在は週に１回、抗がん剤治療を受けているそうで、矢方は「９月末まで続きます。また１０月からは放射線治療が月曜から金曜日で３０回以上、あるので」と説明。
普段と変わらぬ明るい様子だったが、「１０月からどうなるんだろう？っていう不安はあります」と率直な心境を明かす場面も。

病気が判明し、変わったことを聞かれると、「より前向きに、明るく生きていきたいなっていう考えに変わりました」と告白。
抗がん剤治療の影響で、現在はウィッグ（かつら）を着用しているが、「ウィッグをつけて生活をしなきゃいけないことも『ちゃんと、できるのかな？』っていう不安が最初はあったんですけど、『自分は自分らしくいたら大丈夫だな』って思って、今は落ち込むことなく、楽しく過ごせています」と話した。

パネルディスカッションでは話題が恋愛面にも及び、「現在、好きな人はいる？」と質問されると、矢方は「一応、いますけど。特にハッピーにはなっていない。片思い」と明かした。