イスラム教の聖地メッカで大巡礼「ハッジ」
中東のサウジアラビアで、イスラム教の聖地メッカを訪れる大巡礼「ハッジ」が行われている。
大巡礼「ハッジ」はイスラム教徒が行うべき5つの義務「五行」の1つで、巡礼者は白い布を身にまとい、聖地メッカにあるカーバ神殿の周りを歩くなど、数日間かけて決められた行事を行う。
「ハッジ」はイスラム教徒が一生に一度は行うべきとされていて、40度を超える気温の中、230万人以上が訪れている。
過去には、巡礼者が折り重なって死亡する事故が起きているため、当局はドローンを使って監視するとともに、治安部隊と医師あわせて13万人以上を配置しているという。