女性のキャリア支援を行っている池原真佐子さん。池原さんは育児とキャリアの両立を目指す女性に対し、職場の外で相談に乗ってくれる「メンター」をマッチングする事業を行っている。また、ご自身も一児の母であり、経営者としての活動の幅を広げている。


――池原さんはどうしてこのような事業を始めたのでしょうか。

私は２年前に初めての子どもを出産したのですが、そのとき夫が単身赴任になりまして、自身の仕事や子育てにすごく悩みました。

そのときメンター的な女性の先輩たちに様々なアドバイスや励ましをいただきまして、それで新しい挑戦、仕事も育児も頑張ろうと思いました。そのようなネットワークを仕組みとして社会に届けるようなことをしたいと思い、この事業を始めました。


――職場の外にメンターがいるということがひとつポイントですよね。

中にいるメリットも、もちろんあると思うのですが、母数として女性のメンターが社内にはまだ少ないという現実もあります。一方で外にいることによって、もっと広い視野で物事が見られるというメリットもあります。ですので、私は職場の外のメンターをマッチングさせるという事業に取り組んでいます。


――でも、よくお一人でまわしていますよね。一人の育児というのは、とても孤独で籠もってしまいがちですよね。

だからこそ、色々な方に様々な人生経験であるとか、私のときはこうしたのよというようなアドバイスをいただきながら少しずつ慣れていってはいます。

【ｔｈｅ　ＳＯＣＩＡＬ　ｇｕｅｓｔより】