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防災ガールの活動 「普段の生活に防災を」

2018年7月12日 13:44
防災ガールの活動 「普段の生活に防災を」

東日本大震災をきっかけにIT企業を辞め、2013年に一般社団法人防災ガールを設立して防災の啓蒙活動を展開している田中美咲氏に、防災ガールの活動内容や開発商品について詳しく聞いた。


――具体的に、防災ガールとはどのようなことをしているのでしょうか?

防災ガールのウェブメディア上で、全国にいるメンバーと共に、わかりにくい防災を少し分かりやすく、翻訳をするようなかたちで発信しています。

あとは、津波防災を啓発するための“パラコードミサンガ”という12通り使える防災グッズを開発したり、様々な商品開発から情報発信までさせていただいています。


――具体的にどのような商品があるんでしょうか?

最近販売したものですと、熊本地震で被災された方々と共に開発した非常食だとか、海の日にリリース予定の、津波防災を楽しんで学べるカードゲームを開発したりしています。


――普段、身近に感じられるようなグッズが多いですね。

やっぱり、防災は少し難しく分かりづらいと感じていたものだったので、それを自分たちの身近なものにして、普段の生活の中にどう取り入れるかというところをテーマにしています。


■田中美咲氏プロフィル
一般社団法人防災ガール代表理事。東日本大震災をきっかけにIT企業を辞め、復興支援を行う団体で活動したあと、2013年に防災ガールを設立した。10~30代のメンバー約130人とともに、防災の啓蒙活動を展開している。


【the SOCIAL guestより】