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1ミリ単位の超絶技巧「立体切り絵」とは?

2018年6月5日 14:08
1ミリ単位の超絶技巧「立体切り絵」とは?

立体切り絵で作られた「ユニコーン」。繊細な陰影や奥行きなど平面にはない魅力があります。作り方自体はシンプル。まずは平面で作った切り絵に、つまようじで丸みをつけていきます。

こうした切り絵をいくつも重ねて、立体を構築するのですが、ポイントはその接着方法にあります。紙の質感を損なわないように、立体を保てる最低限の接着剤で切り絵をつなぎ止めていきます。接着剤を塗ったらピンセットで固定。時には1ミリ以下の紙を切り抜き、接着する超絶技巧の世界です。

この日、立体切り絵作家のともだあやのさんが制作していたのは「小鳥」の立体切り絵でした。作品によっては制作に1~2週間を要します。紙は一見ペラペラですが、実は繊維が入り組んだ強い素材で、儚(はかな)さと強さを表現できるといいます。

ともださん「立体切り絵は面でとらえられないので。例えば私が手前を見ていても、他の人は奥の方を見ている、あるいは落ちた影を見ている。いろんな世界を映し出す。その(作品解釈の)多様性が魅力かなと思います」


【the SOCIAL viewより】