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ヨルダン国王と会談「北へ圧力維持」で一致

2018年5月1日 21:46
ヨルダン国王と会談「北へ圧力維持」で一致

中東を歴訪している安倍首相はヨルダンの国王と会談し、北朝鮮の非核化に向けた圧力維持の必要性で一致した。

ヨルダンのアブドラ国王との会談で安倍首相は、ヨルダンがことし1月、北朝鮮が核・ミサイル開発を続けていることから国交を断絶したことを高く評価した。

その上で「核武装した北朝鮮は決して認められない」と述べ、北朝鮮の非核化に向け「最大限の圧力を維持しなければならない」との考えを伝えた。

これに対しアブドラ国王は、「日本の立場を支持する」と述べたという。

また、安倍首相は「ヨルダンの安定は中東地域の安定に不可欠」として、発展を後押しするために可能な限りの支援を行う考えを伝えた。

安倍首相「今回の訪問を契機に、両国関係を戦略的パートナーシップに格上げし、今後、協力を飛躍的に発展させていきたいと思います」

これに先立ち、安倍首相はムルキー首相との会談で、およそ130万人のシリア難民を受け入れているヨルダンに対して、難民受け入れ地域での廃棄物処理機材のインフラ整備費用としておよそ16億円の資金提供を伝えた。