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「みんなが主役になれる社会を」澤田智洋

2018年4月30日 14:11
「みんなが主役になれる社会を」澤田智洋

社会課題に向き合うひとりの“I”nnovatorの思いを共有し、私たち“WE”の力で新たな解決策を探っていく「Social“WE”nnovators」。今回のゲストは、世界ゆるスポーツ協会代表・澤田智洋氏。

「みんなが主役になれる社会を作りたい」――海外で育ち、感じた“言葉の壁”。「世界から見捨てられたような気持ちで生きてきた」という少年時代の経験から見つけた「世界の中心に来ることができる」攻略法を、社会課題解決のために生かしている。

広告代理店のコピーライターを本業としつつ、障害があっても運動が苦手でもできる“ゆるスポーツ”を新たに開発し続けている。誰もが“自分の運命のスポーツ”を見つけ出し、楽しむことができる――そんなライフスタイルを提案している。

福祉に関わるきっかけは、先天的な視覚障害のある息子だった。義足女性のファッションショーや、視覚障害者アテンドロボットの企画開発などを手がけ、現在は、1人のために新たなモノやサービスをつくる“041(オールフォーワン)プロジェクト”にも力を入れている。

障害のある1人のために服を作る“041ファッション”は、ユナイテッド・アローズ社の協力を得て立ち上がった。5人から服の悩みを徹底的に聴取し、直面した課題を解決するための服を1年ほどかけて完成させた。

深刻な社会課題であっても、モットーは「明るく楽しく新しく」。澤田氏が社会課題をポップに攻略していくその理由とは――