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米・トランプ政権「米英仏でシリアを攻撃」

2018年4月14日 11:56

アメリカのトランプ大統領は、日本時間の14日午前、イギリスとフランスと合同で、化学兵器の使用が疑われるシリアへの攻撃を行ったと発表した。

トランプ大統領は、化学兵器の使用を「化け物の犯罪だ」と糾弾し、シリアのアサド政権が使用をやめるまで一歩も引かない構えを示した。

トランプ大統領「さきほど米軍に対し、アサド政権の化学兵器関連施設への精密な攻撃を指示した」

トランプ大統領は日本時間の午前10時、急きょ、会見を開き、シリアへの攻撃を発表した。

攻撃は、この会見の最中に行われた。国防総省によると、アメリカはイギリスとフランスとともに、シリアのアサド政権が持つ化学兵器の研究施設や保管施設、司令所などを攻撃したという。

トランプ大統領は、去年4月にシリアを攻撃したものの、今回の事態を防げなかったことから「我々はアサド政権が化学兵器の使用をやめるまでこの対応を続ける用意がある」とし、一歩も引かない構えを強調した。

さらに、マティス国防長官も、今回の攻撃は「一度限りだ」としながらも、アサド政権の対応次第では再び攻撃も辞さない姿勢を明確にしている。