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「パワハラを認定」6日夕方に緊急理事会

2018年4月6日 12:23
「パワハラを認定」6日夕方に緊急理事会

レスリングの伊調馨選手に、日本レスリング協会の幹部から複数のパワハラ行為があったとする調査報告書が、第三者の弁護士から提出されたことを受け、協会は、6日夕方、緊急の理事会を行い、対応を協議する。

関係者によると、報告書では、女子選手の代表合宿に参加した伊調選手に、協会の栄強化本部長が「俺の前でよくレスリングができるな」と発言した行為など、複数の事実をパワハラだと認定したという。

栄氏は、そんなつもりではなかったという趣旨の釈明をしたということだが、合宿の場で強化本部長の立場で発言したことをふまえ、パワハラと認定したものとみられる。

告発状に関わった安達巧氏「何点か認めてもらったのは、すごくありがたい話であるし、今からどんどんまた、内閣府にも訴えていきたい」

報告書を受けてレスリング協会は、6日夕方から、緊急の理事会を開いて対応を協議し、その後、記者会見を行う予定。