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教育と福祉の連携推進へ 方策とりまとめ

2018年3月29日 22:57
教育と福祉の連携推進へ 方策とりまとめ

発達障害などの子どもが必要な支援を十分に受けられるよう、教育と福祉の連携推進に向けた方策がとりまとめられた。

発達障害をはじめとする障害のある子どもへの支援をめぐっては、学校と福祉の現場で情報が共有されにくいことや、相談窓口が分からず、必要な支援を十分に受けられないことがあるなどの課題が指摘されている。

文部科学省と厚生労働省のプロジェクトチームがまとめた報告書では、教育と福祉の窓口を一元化するなどの連携強化を自治体に促している。

また、障害のある子どもが放課後などに必要な支援を受けられる「放課後等デイサービス」のガイドラインを改訂して質を高めることや、保護者に必要な情報を盛り込んだハンドブックの作成なども求めた。

文科省などでは、子どもたちが必要な支援を切れ目なく受けられるようにしたいとしている。