シリア北西部のアフリンで越境攻撃を行っていたトルコ軍がアフリン一帯を完全に制圧した。

トルコ政府はアフリンを支配するクルド人勢力を国内の反政府武装組織と同一とみなし、１月下旬から越境攻撃を続けてきた。地元メディアは２４日トルコ軍などがアフリン一帯を完全に制圧したと伝えた。

トルコ軍は今月１８日にアフリン中心部を制圧したと発表。その後も、周辺の村で戦闘を続けていた。

トルコのエルドアン大統領は今後、クルド人勢力が支配する他の地域にも軍事作戦を拡大する構えを見せている。しかし、その中には、クルド人勢力を支援するアメリカ軍が駐留する地域もあり、アメリカとトルコの関係のさらなる悪化につながる可能性もある。