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トランプ政権「史上最大」制裁対象を追加

2018年2月24日 1:41

アメリカ・トランプ政権は23日、北朝鮮の核・ミサイル開発の資金源を断つため、中国の海運会社を含む27企業などを制裁対象に追加すると発表した。「史上最大の制裁」だと強調している。

対象となるのは、北朝鮮に加え、中国やシンガポールを拠点とする27の海運会社と28の船舶のほか、北朝鮮の石炭輸出に関わった台湾籍の1人。

これらの企業は、国連安保理の決議で禁止されているにもかかわらず、船舶間で石炭や石油精製品の積み替え、いわゆる「瀬取り」を行っていると指摘。北朝鮮にとって石炭の輸出は、核・ミサイル開発の資金源となっているとしている。

トランプ政権は今回の制裁について、「史上最大」だとしていて、ムニューシン財務長官は、「北朝鮮をさらに孤立させ、最大限の圧力をかけるものだ」と強調している。