がんになって見つけたコト5 新しい自分
日本テレビ報道局では、2月4日の「世界がんデー」ちなんで、劇的に変わった「がん」を取り巻く現状を取材。治療の最前線のほか、「がん」と共に生きる様々な人々を紹介するキャンペーンを展開しています。
がんにり患した皆さんに「がんになって見つけたコト」というテーマでメッセージを寄せてもらいました。「がん」と共にある人、その家族、友人、そしてすべての人に勇気と希望をもってもらえるよう、「がんの先にある未来」について考えていきます。
◆「経験は宝物」
鍵麻由さん(44歳・乳がん)
「夕日がとてもきれいだったり、起きたときに富士山がすごくきれいに見えたりとか、より日常の中に“幸せ”っていっぱいあるんだ、ということを乳がんが教えてくれた。がんになったことを含め、全ての経験が宝物になったな」
◆「妻」
岸田徹さん(30歳・精巣がんなど)
「おととし、結婚することができまして、その妻もがんサバイバーでした。がんになってなかったら、妻と出会うことはなかったのかな…。わかってくれる、共感してくれるっていうのが圧倒的に違うかな。そういった支えになってくれたかな」
◆「新しい自分」
永井紀子さん(43歳・虫垂がん)
「自分だけの人生で終わりたくない。誰かの心に残っていたい、というのを強く思いました。来年いる、私もそこにいる…というのを自分の中で感じたい。今までにない“新しい自分”を見つけられるんじゃないか。それはがんになったからできること」
※いずれも取材した今年1月時点での年齢です。