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餅食べ窒息相次ぐ…消費者庁が注意呼び掛け

2017年12月27日 14:38
餅食べ窒息相次ぐ…消費者庁が注意呼び掛け

餅を食べる機会が多くなる正月に毎年、窒息事故が相次いでいるため、消費者庁が注意を呼び掛けている。

餅をのどに詰まらせる窒息事故は、毎年、後を絶たない。東京消防庁管内では、去年までの5年間に542人が救急搬送されていて、その約9割は65歳以上の高齢者となっている。

搬送された人の35人は死亡したということで、消費者庁は、特に高齢者や子供が餅を食べる際には、小さく切るなどし、急いで飲み込まないよう注意を呼び掛けている。

一方、正月は暖房器具にも注意が必要。6歳以下の子供がストーブなどの暖房器具でやけどする事故は、およそ3割が年末年始に起きている。

帰省先などでは、普段自宅で使っている物とは違う器具に子供が興味を持つこともあるため、消費者庁は、暖房器具を点検し、子供の行動を気に掛けてほしいと呼び掛けている。