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広い範囲で“発光物体”目撃相次ぐ 火球か

2017年11月22日 4:50
広い範囲で“発光物体”目撃相次ぐ 火球か

 21日夜、夜空を発光しながら流れ落ちる「火の玉」のような物体が、東北から近畿にかけての広い範囲で目撃された。

 21日午後9時半頃、千葉県館山市に設置された日本テレビの情報カメラがとらえた映像には、物体が白く光りながら流れ落ち、途中で緑色のまばゆい光を放って3秒ほどで消える様子が映っている。

 この発光物体は、成田空港や神奈川県の江の島に設置したカメラでも撮影できた。また、走行中の車のドライブレコーダーにも、この物体がとらえられていた。

 国立天文台の山岡均准教授は、多くの目撃情報から、この物体は隕石などが大気圏に突入するときに光を放つ「火球」ではないかと話している。「火球」は国内でも数日に一回落ちているが、明るさや、夜まだ人が起きている時間帯だったことなどから、目撃が相次いだのだろうという。