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教会で銃乱射 容疑者は20代白人の男

2017年11月6日 10:41

 アメリカ南部テキサス州で5日、男が教会で銃を乱射し、日曜の礼拝に来ていた26人が死亡した。男は事件後に死亡したということで、警察が事件の背景を調べている。

 事件が起きたのは、テキサス州サザーランドスプリングズにある教会。警察によると、黒い服を着た男が教会の外で発砲した後、中に押し入り発砲を続けたという。この事件で、日曜の礼拝に参加していた5歳から72歳の26人が死亡。20人がケガをしている。男は現場から逃走し、その後、車内で銃で撃たれた状態で死亡しているのが見つかった。詳しい死因は分かっていない。

 警察によると、男は20代の白人で、NBCテレビは事件現場の隣の郡に住む26歳のデビン・パトリック・ケリー容疑者だと伝えている。別のアメリカメディアによると、男は3年前に空軍で懲戒処分を受け除隊したという。

 来日中のトランプ大統領は、事件について「愛する者を失った悲しみは言葉にできない。一致団結してこの悲しみを乗りこえよう」と述べている。