×

移動式発射台が格納庫から移動 北朝鮮

2017年10月14日 12:12

 韓国メディアは14日、北朝鮮の複数の場所で弾道ミサイルを載せた移動式発射台が格納庫から出て移動しており、米韓の軍当局が発射準備の兆候とみていると報じた。

 14日付の「東亜日報」は韓国政府消息筋の話として、最近、北朝鮮の平壌付近など3~4か所で、弾道ミサイルを載せた移動式発射台が格納庫を出て別の場所に移動する様子を、アメリカの偵察衛星などがとらえたと伝えた。

 米韓の軍当局は、ICBM(=大陸間弾道ミサイル)の「火星14型」や中距離弾道ミサイル「火星12型」の発射準備の兆候とみて、監視を強めているとしている。

 一方、アメリカ軍の高官は13日、国際社会の圧力を受けても北朝鮮が核・ミサイル開発をやめることはないとの見方を示した。

 米太平洋軍司令部・マラベ少将「金委員長は核兵器の運搬手段を得ることを求めており、その目的を達成するまでは、ミサイル実験は止まらない」