１０月１日まで行われていたカレーパン博覧会２０１７。王道のカレーパンから、野菜が飛び出したもの。はたまたパンの中でカレーうどんを表現したものなど全国各地から１８４種類のカレーパンが集合した。

　さらに会場では、日本一おいしいカレーパンとしてトーホーベーカリー「自家製サクサクカレーパン」が選ばれた。外側のサクサクとしたパン粉とゴロゴロとした牛肉が特徴のカレーパンだ。

　さらに見た目はチョココロネのようなものも！？そのお味は…

　リポーター「パンがもっちもちです。カレーも最初は甘みがあるんですけど、後からピリッと辛くて本格的なカレーという感じ」

　もちもちの秘密はベーグル生地。実はこちらを作っているのはベーグル専門店。ベーグルをのばしてコロネの型に巻いていく。「コロネの形にしたらかわいい」という女性従業員の言葉がこのカレーパンを作るきっかけだという。

　続いて見つけたのは１個１９４４円のカレーパン。その値段の秘密とは…

　リポーター「すごく濃厚なカレーです」「見て下さい、このお肉！めちゃくちゃデカイです。パンの中にこんな大きいお肉が入っているってぜいたくですね」

　こちらを作っているのはホテルニューオータニの中にあるパン屋さん。ホテルの看板メニュー、銀座ビーフカレーの味をそのままカレーパンの中に閉じ込めている。

　ホテルニューオータニ・調理部長の中島さん「（開業以来）５０年間ベースを変えずに少しずつ進化したもの、一口ではかみ切れない肉の塊が入ってる。（高値だが）カレーパン１つで１食と考えてもいい」

　大混雑だった初日の来場者は、約３０００人だったという。今後も年に１回のペースでカレーパン博覧会は開催される。