KLMオランダ航空「原因の究明に着手」
旅客機から機体の一部が落下、下を走る車を直撃した。
部品が落下したのは、23日午前10時40分に関西空港を離陸したKLMオランダ航空の旅客機。国交省などによると、旅客機は上昇中に機体の胴体からパネル1枚が落下し、大阪市北区で走行中の車を直撃した。
パネルは、長さ1メートル、幅60センチほどで、重さは約4.3キロあったという。車は屋根がへこみ、後部座席の窓ガラスが割れたが、ケガ人はいなかった。
国の運輸安全委員会は、車の損傷を確認するなど事故原因を調査していて、KLMオランダ航空は、「原因の究明に着手した。日本の航空当局とボーイング社と密接に連絡を取っている」とコメントしている。