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和洋のイイとこ取り“ネオ和菓子”とは?

2017年9月20日 14:15
和洋のイイとこ取り“ネオ和菓子”とは?

 スタイリッシュで独創的!いまイメージを一新する和菓子が増えています。新世代の職人が創り出すのは、伝統の技法を生かしつつ、時代にあった和菓子。インスタでも人気の“ネオ和菓子”を降旗美織ちゃんが調査しました。


■羊羹の中にはドライフルーツ

 自由な発想で和菓子を作る「wagashi asobi(東京・大田区)」。この店で注目したのは、外見は普通の長い羊羹(ようかん)。しかし、切ってみると、その断面には、イチジクやイチゴなど様々なドライフルーツが。食べてみると、羊羹なのに―

 美織ちゃん「食感がすごい面白いです。ドライフルーツの酸味と、あんこの甘さがあって、新しい羊羹が出来あがっています」

 材料は、沖縄県西表島産の黒糖に、北海道産の小豆、寒天、砂糖、ラム酒を使用。1時間ほど練り上げたあと、ドライフルーツのイチジクやイチゴ、クルミに餡(あん)を流し込み、自然乾燥させて出来上がりです。

 これを作ったきっかけは「パンに合う和菓子を」というお客さんのオーダーからだそう。クリームチーズと合わせると絶品だそうです。


■もなか×野菜の餡が絶妙!

 次に訪れたのは「麻布野菜菓子(東京・港区)」。店内には、野菜チップスや野菜の焼き菓子などがあります。この店は、お菓子に野菜を合わせるというコンセプトのお店。中でも注目なのは「野菜最中」。その名の通り、レンコンやサツマイモなど、野菜のスライスをそのままのせた香ばしい皮と、レンコン入りの餡や、サツマイモ入りの餡が絶妙にマッチしています。

 美織ちゃん「この上に乗ってるレンコンがすごい香ばしくて、中にもレンコンが入っているので、すごいシャキシャキしてますね」

 さらに、この餡の中には隠し味に、生クリームが入っているとのこと。普通の餡よりコクを感じられるそう。

 見て楽しい、まるでアートのような“ネオ和菓子”。SNSで人気になるかも!