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給食“大量食べ残し”100件近く異物混入

2017年9月16日 18:00
給食“大量食べ残し”100件近く異物混入

 神奈川県大磯町の2つの中学校で給食の食べ残しが相次いでいる問題で、1年半余りの間に100件近く、給食に異物が混入していたことがわかった。

 この問題は、神奈川県の大磯中学校と国府中学校で、給食が「まずい」などの声が生徒から相次ぎ、大量の給食が食べ残されているもの。

 日本テレビが入手した大磯町の内部資料によると、この2つの中学校に提供された給食に、髪の毛や虫、プラスチック片等の異物の混入などが相次ぎ、去年1月から今年7月までの1年半余りで計96件、確認されていたことがわかった。多いときには1日に4件の異物の混入が報告されていた。

 大磯中学校・生徒「クラスの女の子のご飯の中にプラスチック破片が入っていた。おかずとかも全部1回どかして何かないか見てから食べないと、よく入っているので怖いです」

 2つの中学校の給食は、県内の業者が塩分を抑えたメニューで調理し、配送しているという。

 今回の問題について、国府中学校は、「こういうことは望ましくない。今後、異物混入が確認されれば速やかに教育委員会に報告する」と述べているが、大磯中学校は現時点でコメントしていない。