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「イージス・アショア」陸上自衛隊で運用へ

2017年9月14日 12:24
「イージス・アショア」陸上自衛隊で運用へ

 北朝鮮の弾道ミサイルを迎撃するために防衛省が新たに導入する方針の「イージス・アショア」について、陸上自衛隊が運用する方針であることが日本テレビの取材で明らかになった。

 ミサイル迎撃システムをめぐっては、イージス艦を海上自衛隊、PAC3を航空自衛隊が運用している。防衛省幹部はイージス・アショアを陸上自衛隊が運用することで「陸海空が一体となってミサイル防衛を担う狙いがある」と話している。また、配備先については日本海に面した陸上自衛隊の駐屯地を軸に調整するという。

 一方、日本海で警戒にあたっているアメリカのイージス艦に対して海上自衛隊の補給艦が今年4月以降、複数回、給油を行っていたことが明らかになった。給油は安全保障関連法により新たにできるようになった任務で、今年5月の「米艦防護」に続き2例目となる。