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ロヒンギャ迫害 都内の大使館前で抗議活動

2017年9月8日 19:41

 イスラム教徒の少数民族「ロヒンギャ」がミャンマーで迫害を受けている問題で、東京のミャンマー大使館で抗議活動が行われた。

 警視庁によると8日、東京・品川区にあるミャンマー大使館前にイスラム教徒ら約150人が集まり抗議活動を行った。一時、言い争いなどが起こったが、逮捕者やケガ人はいなかった。

 参加者「どうしてこんなことにならなくてはいけないのか、(ミャンマー政府を)止めるためにアピールをしたい」

 少数民族ロヒンギャを巡っては先月、ミャンマー西部で治安部隊との衝突が起き、少なくとも400人以上が死亡。国連によると、衝突から逃れようと27万人以上のロヒンギャがバングラデシュに避難するなど、人道的な危機が懸念されている。