×

民進・山尾氏が会見「深く反省しおわび」

2017年9月7日 21:45
民進・山尾氏が会見「深く反省しおわび」

 民進党の山尾志桜里元政調会長が既婚男性との不倫疑惑を報じられた問題で、山尾氏は7日午後8時過ぎに国会内で大島幹事長に離党届を提出し、会見を行った。

 山尾元政調会長「ただいま大島幹事長に離党届を提出しました。週刊誌報道に端を発し、大変なご迷惑をおかけする事態になってしまいました。政策の立案や質問を作るなどの打ち合わせ、そして具体的な作業のために、倉持弁護士とは頻繁にコミュニケーションをとってきました。ホテルには私1人で宿泊しました。倉持弁護士とは男女の関係はありません。深く反省しおわび申し上げます。前原新代表には大変なご迷惑をおかけすることになったこと、心から申し訳なく思っています」

 山尾氏は離党を決めた理由について、「国会論戦の場に今回の混乱を持ち込むことは民進党や支援者にさらなる迷惑をかけると判断した」と述べた。

 一方で報道された弁護士とは「男女の関係はない」「報道にあったホテルには一人で宿泊した」と述べた。そして記者からの質問は受け付けず会見を打ち切った。

 民進党関係者によると、山尾氏は議員辞職はしないという。なお、民進党は8日の常任幹事会で離党届の扱いを決める方針。

 山尾氏をめぐって前原代表は一旦、選挙の顔として幹事長への起用を内定していた。そんな山尾氏がスキャンダルで離党に追い込まれたことで前原執行部は出足から大きくつまずいた形。