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茨城県知事選 自公推薦の大井川氏が初当選

2017年8月28日 1:12
茨城県知事選 自公推薦の大井川氏が初当選

 27日に投票が行われた茨城県知事選挙は、自民党と公明党が推薦する新人の大井川和彦氏が、7期目を目指した現職らを破り、初当選した。

 当選した大井川和彦氏「これからの茨城県は、挑戦する茨城県にしたい。ぜひ新しい県政を目指していきたい」

 大井川氏は、経済産業省の職員やIT企業役員などを経て、自民党と公明党の推薦を受け立候補した。

 今回の選挙は、大井川氏と6期24年知事を務めた現職の橋本昌氏の事実上2人の戦いになった。

 選挙戦で大井川氏は、「国との連携」や「多選批判」などを訴えた。

 また、菅官房長官や小泉進次郎副幹事長らが次々と応援に入った。

 落選した橋本昌氏「茨城県政が中央の政争の一環に組み込まれてしまったような事態となった。そのことにつきましては誠に残念に感じているところであります」

 橋本氏は、官邸の地方自治への介入阻止を訴えたほか、条件付きで認めていた東海第二原発の再稼働について、一転して慎重な姿勢を示すなどしたが、及ばなかった。


■茨城県知事選(開票終了)
大井川和彦(無・新)・・49万7361
橋本昌(無・現)・・・・42万7743
鶴田真子美(無・新)・・12万2013