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日照不足が深刻 あと1週間は続く~気象庁

2017年8月17日 16:11

 北日本から東日本の太平洋側では、日照不足の状態が続いている。気象庁はあと1週間は曇りや雨の日が多くなるとして、引き続き、農作物の管理に注意するよう呼びかけている。

 気象庁によると、オホーツク海高気圧の影響で、北東から冷たい空気が流れ込んでいるため、北日本と東日本の太平洋側では、曇りや雨の日が続き、深刻な日照不足が続いている。今月1日から16日までの日照時間は、北海道のオホーツク海側で平年の27%、東北地方の太平洋側で平年の39%、関東甲信地方でも平年の52%、東海地方でも平年の64%にとどまっている。

 気象庁は、北日本や東日本の太平洋側ではあと1週間は、曇りや雨の日が多くなると予想していて、引き続き、農作物の管理に十分注意するよう呼びかけている。また、今月下旬の後半には、オホーツク海高気圧の勢力が弱まるため、北日本太平洋側の気温が低い状態は、解消される見通し。