強い毒を持つ「ヒアリ」が１４日、神奈川県の横浜港で新たに見つかった。地面から幼虫やさなぎが見つかっていて、国内で初めて地面での繁殖が確認されたことになる。

　環境省が１４日、東京の青海ふ頭と神奈川の横浜港を調査したところ、横浜港からもヒアリが確認された。コンテナ置き場の地面で、幼虫やさなぎそれぞれ１００匹以上を含む７００匹以上のヒアリが見つかったという。コンテナの中ではなく地面での繁殖が確認されたのは国内では初めて。国内でヒアリが見つかったのは、これで７か所となった。

　一方、東京の青海ふ頭ではヒアリは見つかっていない。