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「俺がやる」メガネスーパー社長の実行力5

2017年6月23日 13:15
「俺がやる」メガネスーパー社長の実行力5

 「メガネスーパー」代表取締役CEOの星崎尚彦氏に聞く「飛躍のアルゴリズム」。最後のキーワードは「POSITIVE SPEED ZERO BASE」。星崎氏が語る“飛躍のアルゴリズム”とは―


■人の5倍働くのは当たり前

 これは、僕がメガネスーパーにきてから仲間と一緒に作った言葉なんですけど、僕が言っていることをまとめると、こういうことになると皆が言ってくれたんですね。なので、最近よく使っている言葉なんです。

 “POSITIVE”というのは、やる理由を探していくのとやらない理由に逃げるのとは全然違うという事を意味しています。なので、それをやらなきゃいけない。

 それから“SPEED”というのは、とにかくお金がない有名じゃない会社が戦うには、スピードを誰よりも速くしなきゃいけない。

 最後の“ZERO BASE”というのは、過去の成功、失敗の体験や常識に引きずられずに、いま会社の利益にとってベストな事を考える。


――結果を出すためにはこういった考えが必要ということですね。

 こういう考えを持って常にそれを意識して、経営者が自ら率先して動かなきゃいけない。人の5倍働くのは当たり前なのが経営者だと僕は思います。5倍働いて2倍結果が出れば、1.5倍くらいは人は評価してくれますから。それができないと経営者というポジションはきついと思います。