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日米韓連合案も浮上 混迷の東芝半導体売却

2017年6月15日 12:37
日米韓連合案も浮上 混迷の東芝半導体売却

 東芝の半導体売却をめぐり、政府内に、日米に韓国も加えた日米韓連合による買収案も浮上し、混迷が深まっている。

 東芝は15日朝、取締役らによる会議を開いたが、半導体新会社の売却先は絞り込めていない。現在の経営パートナーであるウエスタンデジタルと折り合いがついていないことが障害となっている。

 一方、政府は、最先端技術を日本に残すため政府系ファンドの産業革新機構も加わる日米連合での買収を模索しているが、ここにきて韓国のSKハイニックスも加わる日米韓連合案も浮上するなど、事態は混迷を極めている。