演歌歌手の川中美幸（６１）が９日、都内で「川中美幸ライブ〜ときめきナイトｖｏｌ.１〜」の公開リハーサルを行った。

　２月にリリースしたカバーアルバム「美幸のおとこ唄」をレコーディングメンバーの演奏で歌う、ジャズライブ。「普段と様子がちょっと違いますので（緊張します）。でもこういう世界、基本的に好きだったんですよね。だから、ひとつひとつ頑張ってきたことがこういう形でかなって、６０代になりましたし、今だから表現できる歌をこれからも歌っていきたいと思います」と意気込みを伝えた。

　芸能生活４１年目に突入した川中。取材陣から「デビュー当時、４０年後も歌っている自分を想像できましたか？」と質問されると、「もうこの業界にはいないだろうなって思っていました」としみじみ。「デビューした当時は６０代になると、みんなおじいちゃんおばあちゃんみたいなイメージだったんですけど、自分がなってみると若いなって感じがしますね。元気を発信できればいいなと思います」と笑みを浮かべた。

　一緒に暮らす母（９１）から「ここら辺で一曲、ヒット曲ほしいね」と言われたという。川中は「背中を押してもらいまして、がぜんやる気が出て来てきましたね」と語った。