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新燃岳 噴火警戒レベル1に引き下げ

2017年5月26日 21:24
新燃岳 噴火警戒レベル1に引き下げ

 鹿児島県と宮崎県にまたがる霧島連山・新燃岳について、気象庁が7年ぶりに噴火警戒レベルを「1」に引き下げた。

 噴火の兆しがなくなったことから、気象庁は26日午後2時、新燃岳の噴火警戒レベルを1に引き下げた。レベル1の発表は2010年5月以来、7年ぶり。

 2011年、300年ぶりに本格的なマグマ噴火が観測された新燃岳。レベル引き下げを受け、大幡池から大幡山の区間は通行可能になったが、その他の登山道は利用できない。気象庁は今後も、火口内では、小さな噴出現象が突発的に起きる恐れがあるとしている。