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「働かなければいい」大西議員に厳重注意

2017年5月23日 15:03
「働かなければいい」大西議員に厳重注意

 自民党は、がん患者について「働かなければいい」と発言した大西衆議院議員に対し、口頭で厳重注意した。

 大西議員は先週、受動喫煙対策をめぐる党の会合で三原じゅん子参議院議員が「働きながら治療するがん患者は店を選べない」と対策強化を訴えたのに対し、「働かなければいい」と発言し、その後、陳謝した。

 三原じゅん子参院議員「(Q大西議員の謝罪について)私ではなくて患者会のみなさんたち、患者のみなさんに伝わったかどうかが問題だと思っています」

 党の内外から批判が高まっていることを受け、自民党の下村幹事長代行は大西議員に口頭で厳重注意した。一方で、議員辞職する必要はないとの認識を示している。