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オランダ国王、21年間旅客機で副操縦士

2017年5月18日 23:13

 オランダのウィレム・アレクサンダー国王が、民間旅客機のパイロットとして21年間、乗務していたことが明らかになった。

 これは、オランダのメディアが17日、ウィレム・アレクサンダー国王のインタビュー記事で明らかにしたもの。パイロットの資格を持つ国王は、KLMオランダ航空の小型ジェット機で21年間、月に2度のペースで、副操縦士として搭乗してきたという。機長の代わりに、名乗らずに機内アナウンスを行うこともあったということで、パイロットの制服姿では、ほとんどの乗客が国王と気づかなかったという。国王は、操縦するときがもっともリラックスできると話している。

 また、現在免許を持っている小型ジェット機が今後、運航を停止することを受け、国王は新たな航空機の操縦訓練を受けているという。

 ウィレム・アレクサンダー国王は50歳で、4年前に国王に即位している。