「宗像・沖ノ島と関連遺産群」世界遺産へ
国内で新たな世界遺産が誕生することになった。福岡県にある「宗像・沖ノ島と関連遺産群」について、イコモスが世界文化遺産に登録するようユネスコに勧告したことを文化庁が明らかにした。
7月に開かれるユネスコの世界遺産委員会で最終審査される。
文化庁によると、イコモスが登録勧告した場合、そのまま認められる可能性が極めて高いという。
この遺産群は、大陸との海上交流が盛んとなった4世紀から9世紀にかけ、航海の安全を祈る大規模な祭祀(さいし)が行われたことなどで知られている。