死者５０人を出した一連の熊本地震から１４日で１年。熊本県益城町の仮設団地から中継で伝える。

　益城町にある県内最大規模の仮設住宅団地、「テクノ仮設団地」。５０１の仮設住宅に暮らす約１３００人は仮住まいという状況の中でのいつもの朝を迎えた。

　一連の地震では約４万２０００棟の住宅が全半壊し、今も４万７０００人以上が「仮設住宅」などの仮住まいでの生活を余儀なくされている。

　仮設団地の住人「つらい苦しい１年でした」「なんとなく生きている感じ。もとの家がものすごく懐かしい」

　１４日朝、熊本県庁で開かれた犠牲者の追悼式には安倍首相も出席し、「被災者の気持ちに寄り添い、復興を実現するため、政府一丸となって全力で取り組む」と述べた。