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夫人付き職員に“責任なすりつけ”と批判

2017年3月29日 12:16
夫人付き職員に“責任なすりつけ”と批判

 森友学園をめぐる問題で、民進党の玉木雄一郎議員は29日、安倍首相の昭恵夫人担当の職員が2015年、籠池理事長に国有地の借地契約をめぐるFAXを送ったことについて、「職員に責任をなすりつけるべきではない」と追及した。

 民進・玉木議員「谷さん(昭恵夫人付き職員)に責任をなすりつけるべきではないと思いますよ。彼女は優秀な事務官としてその職責をしっかり果たしたんです。それを個人の仕事だ、個人の紙だというのは、私はこれは政治家が行政官に対してやってはいけない行為だと思いますよ」

 土生内閣審議官「職員個人に照会のあったものについて、直接、職務ではございませんが、公務員として丁寧な対応をしたというふうに承知をしているところでございます」

 政府側は、FAXは職員個人に対する問い合わせに答えたものだと強調し、昭恵夫人は関与していないとの認識を示した。さらにFAXについては「職員個人が作成し個人で保有していたものだ」として、行政文書には当たらないとの認識を示した。