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てるみくらぶ 債権者集会11月に開催へ

2017年3月27日 16:44
てるみくらぶ 債権者集会11月に開催へ

 27日、破産申請が認められた旅行会社「てるみくらぶ」の負債額は151億円にのぼり、最大9万人となる旅行者へのツアー代金の全額返済は厳しい見通し。

 「てるみくらぶ」の山田社長は27日、事業継続を断念し、東京地裁から破産手続きの開始決定を受けたと明らかにした。

 山田社長「多大なるご迷惑をおかけ致しましたことをおわび申し上げます。今後、旅行を予定されているお客さんにご迷惑をかける可能性もございますことから、やむなくこのような結論に至りました」

 負債額は151億円で、このうち一般旅行者への債務は約100億円だが、日本旅行業協会の弁済保証金の限度額が1億2000万円のため、ツアー代金の全額返済は厳しい見通し。

 また「てるみくらぶ」は、すでに航空券をうけとっていても今後は渡航を控えるよう呼びかけている。

 第1回目の債権者集会は今年11月に開かれる予定。