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安倍首相 籠池氏の証言「事実と反し遺憾」

2017年3月24日 10:39
安倍首相 籠池氏の証言「事実と反し遺憾」

 23日の森友学園の籠池理事長の証人喚問について安倍首相は「事実と反することが述べられたのは遺憾だ」と述べた。

 安倍首相は「国有地売却や学校認可について、私も妻も、事務所も全く関与してない」と改めて強調した。

 自民党・西田昌司議員「昨日の証人喚問を見ておられて、総理はどういう感想を持たれました」

 安倍首相「100万円の問題等について、密室でのやりとりなど、反証できない事柄をならべたて、事実と反することが述べられたことは、まことに遺憾であります。いずれにせよ、いずれにせよ、今まさに議論となっている国有地売却や学校認可について、私も妻も、また事務所も全く関与してない、そのことは明確に申し上げておきたいと思います」

 また安倍首相は昭恵夫人担当の職員が2015年に籠池氏に送った国有地の借地契約を巡るFAXについて「職員が事務的な問い合わせをしたもので、依頼や働きかけ、不当な圧力では全くない」と強調した。

 一方、委員会に参考人として出席した迫田前理財局長は土地の売却を巡って政治家からの問い合わせはなかったと述べた。

 財務省・迫田前理財局長「本件に関しまして私に対して国会議員の方をはじめとした政治家の方、あるいはその秘書の方等からの問い合わせ等は一切ございません」

 また、当時、近畿財務局長を務めていた武内氏も政治家や秘書からの問い合わせは一切ないとした上で「政治的な配慮は一切していない」と強調した。