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米司法長官も選挙中にロシアと接触か

2017年3月3日 6:39

 アメリカのトランプ政権とロシアとの関係で新たな問題だ。セッションズ司法長官が、去年の選挙中に、駐米ロシア大使と2回接触していたと報じられた。議会では、「ロシアとは連絡を取っていない」と証言していた。

 セッションズ司法長官は、当時、上院議員で、大統領選ではトランプ陣営の外交政策顧問を務めていた。アメリカの有力紙「ワシントンポスト」によると、選挙中、駐米ロシア大使と2回、面会していたという。

 セッションズ氏は1月の議会公聴会で、「ロシアとは連絡を取っていない」と証言していて、野党・民主党は2日、「偽証罪」にあたると批判、辞任するよう求めた。

 セッションズ司法長官「大統領選について話すためにロシア人と会ったことはない」

 セッションズ氏側は、上院議員として他の国の大使とも接触していて、問題はないとの立場。

 ただ、民主党はトランプ陣営とロシアとの関係ついて特別検察官を任命し調査すべきと勢いづいていて、政権は新たな難題を抱えることになった。