演歌歌手の山川豊（５８）、田川寿美（４１）、水森かおり（４３）、氷川きよし（３９）が１９日、都内で行われた「長良グループ　演歌まつり２０１７　東京公演」に出席した。

　毎年恒例となっている「長良グループ」の歌手によるステージで、今年で１０回目。氷川が「すごく楽しくて自然体でできて、言い方が悪いかもしれないですけど、気を使わなくて良い」と話すと、水森も「山川先輩が作って下さる空気感のおかげで、みんな仲良くやってこられている」と笑み。

　山川も「気心が知れているしね。先輩とか後輩とかじゃなくてね。台本があるわけじゃないけど、誰かが何か言ったらみんなでそこに乗っかる。あうんの呼吸ですよね。１０年経つといろんなことができるようになる」とチームワークの良さに胸を張った。

　４月には沖縄公演も控えているが、飛行機が苦手な山川は「去年、仕事で飛行機で沖縄に行ったんです。正直、もう乗りたくないと思った。けど、みんなが一緒にいると安心しますから。飛行機、乗りますよ」と覚悟を決めた様子。氷川が「沖縄では、沖縄の歌を歌わせていただきたい」と提案すると、山川も「歌いたいですね」と、ノリノリだった。

　１６日に作曲家・船村徹さんが心不全で亡くなったばかり。山川の兄で演歌歌手の鳥羽一郎（６４）は、船村さんの愛弟子だった。山川は「残念ですね。うちの兄も先生が好きでこの世界に入りましたし。（鳥羽から）電話があってね、落ち込んでいましたけど、しょうがないですよね。本当に、御冥福をお祈りします」と故人をしのんだ。