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鳥取の大雪、ピーク越える 立ち往生も解消

2017年2月13日 1:39
鳥取の大雪、ピーク越える 立ち往生も解消

 この冬一番の寒気が流れ込み、記録的な大雪となった鳥取だが、12日午後には、ようやく大雪のピークを越えた。一時は500台以上にも及んだ車の立ち往生も解消された。

 鳥取市では、11日午後、90センチを超える積雪を観測。33年ぶりの大雪の記録となったが、12日には、県内に出されていた大雪警報もすべて解除された。

 この雪のため、山陰道と国道9号の一部が通行止めとなったが、すでに解除され、一時は500台以上にも及んだ車の立ち往生も、解消された。

 また、雪による倒木などで、10日午後9時頃からJR青谷駅に停車し、車内に乗客26人が取り残された普通列車は、11日午後6時半頃、22時間ぶりに運転を再開した。

 運休となっていたJR山陰線の鳥取・米子間では、12日夜までに運行が再開された。

 空の便は、東京便は鳥取、米子、出雲の3つの空港で計6便が欠航した。また、13日の鳥取発の第一便もすでに欠航が決まっている。

 気象台では、大雪のピークは越えたとみているが、今後も雪は続く予想で、路面凍結や交通障害などに注意するよう呼びかけている。