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日本貨物航空 ボルト壊れたまま7か月運航

2016年10月5日 12:36
日本貨物航空 ボルト壊れたまま7か月運航

 貨物専門の「日本貨物航空」が、エンジン内部のボルトが壊れた状態で、7か月、運航を続けていたとして、国土交通省に厳重注意処分を受けた。

 国土交通省によると日本貨物航空は、今年2月、整備担当者がエンジン内部のボルトを誤って壊したが、修復できないまま上司に報告せず運航を続けていたという。担当者は隠れて修復中に、別のボルトも壊していて、2本とも先月までに修復していたが、内部告発で会社が把握するまで隠ぺいしていたという。

 ボルトは飛行の安全性には直結しない部品ということだが、国土交通省は安全意識が欠如しているとして、日本貨物航空を5日、厳重注意処分とした。