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「姿勢が悪いから」副首相を処刑 北朝鮮

2016年8月31日 15:30
「姿勢が悪いから」副首相を処刑 北朝鮮

 韓国の統一省は31日、北朝鮮の副首相が処刑されたと明らかにした。会議中、座る姿勢が悪かったことが原因だという。

 韓国統一省によると、処刑されたのは北朝鮮の教育担当の副首相、金勇進氏。統一省の関係者によると、金勇進氏は今年6月の最高人民会議で、座る姿勢が悪かったことを問題視され、先月、銃殺されたという。

 また、金正恩委員長の側近で、韓国との関係を統括する金英哲統一戦線部長も、権力乱用を理由に先月地方の農場に送られ、1か月間の強制労働の処分をうけたという。

 最近、外交官などエリート層の亡命が相次ぐなか、体制を引き締める狙いとみられる。