台風９号による大雨の影響で、北海道の観光名所の池に異変が起きている。

　茶色く濁った池は、北海道美瑛町にある通称「青い池」だ。台風９号の影響で美瑛川から濁流が流れ込んで、茶色になっていた。

　青い池は、美瑛川からの土石流を防ぐ砂防施設にできた池。通常は神秘的な青に彩られている。

　管理している北海道開発局によると、２３日午前１０時ごろに茶色に濁った池を確認したという。

　旭川開発建設部第２工務課・村上泰啓課長「青い池の出入り口の護岸が壊れたことで、（美瑛川からの）漏水量が増えた。あすからの調査で原因をあきらかにしたいと思う」

　池の周辺は水位も上がっているため、安全が確認されるまで立ち入りが制限されている。