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常磐線ホームから人が…乗客1時間閉じ込め

2016年1月12日 11:18
常磐線ホームから人が…乗客1時間閉じ込め

 12日朝、JR常磐線の綾瀬駅(東京・足立区)の手前で停止していた電車から乗客の男性が勝手に線路に降りるなどのトラブルがあり、常磐線が約1時間にわたりストップした。

 警視庁やJR東日本などによると、12日午前8時すぎ、常磐線の綾瀬駅でホームから人が転落し、非常停止ボタンが押された。この影響で、後続の上り電車が駅の手前で停止し、乗客の40代の男性会社員が、「会社の大事な会議に間に合わない」として電車のドアを開けて線路に降り、綾瀬駅まで歩こうとしたという。

 車内アナウンス「停電になっております。このため空調と一部の照明が消えております」

 また、電車が「エアセクション」と呼ばれる架線のつなぎ目に停止するトラブルもあり、JR常磐線と、直通運転を行っている東京メトロ千代田線は、約1時間にわたり運転を見合わせた。