世界有数の経済誌、「フォーブスジャパン」が選んだ「日本の起業家ベスト１０」の表彰式が１日、東京都内で開かれた。

　「フォーブスジャパン」が選んだ「日本の起業家」の１位は、スマートフォン上でフリーマーケットのような売買が手軽にできるアプリ「メルカリ」を手がける山田進太郎社長（３８）。

　メルカリは２０１３年にサービスを開始して以来、日本とアメリカで計２５００万ダウンロードを突破。個人と個人による新たな消費スタイルを確立し、世界で通用する企業になる可能性が高いと評価された。

　メルカリ・山田進太郎社長「アメリカ（での事業）を成功させてアジアとか津々浦々アフリカとかまでやっていきたい」

　また、第２位には全国の印刷会社の非稼働時間を活用することで印刷費のコスト削減を実現した「ラクスル」の松本恭攝ＣＥＯ（＝最高経営責任者）が、第３位には車いすユーザーの「格好悪くて外に出たくない」という声を受けて楽しくスマートな移動ができる電動車いすを開発した「ＷＨＩＬＬ」の杉江理ＣＥＯが選ばれた。