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ノロウイルス大流行の可能性 感染者が増加

2015年10月21日 2:35

 寒い季節に流行する「ノロウイルス」に感染した人の数が増加していることが分かった。新型のウイルスも確認されていて、警戒が必要。

 国立感染症研究所によると、今月11日までの1週間で、ノロウイルスなどの感染性胃腸炎に感染した人の数が1医療機関あたり3.25人で、前の週に比べて0.13人増加したという。

 ノロウイルスは、去年、新たな遺伝子の型が見つかり、今年1月以降、広い範囲で流行していて、多くの人は免疫を持っていないことから感染しやすいとみられ、今シーズンも大流行する可能性があるという。

 厚生労働省は、消毒や手洗いを徹底するよう注意を呼びかけている。